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タイリクスズキ

7月24日晴れ・・・やっともことで梅雨あけ。カイトが、瀬戸内では珍しいタイリクスズキを釣った。
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このタイリクスズキは、今から27年前の平成4年春に愛媛の来村川ではじめて釣れた。この時期同時に姫路でもこのタイリクスズキが釣れたのである。体には黒い星をちりばめたスズキ。当時、週刊釣りサンデーの編集部の人に聞いてみた。編集部からサンプルを千葉県立中央博物館の望月博士に釣れたタイリクスズキをクール宅急便で送った記憶がある。このタイリクスズキの正体は、養殖業者が中国・香港方面から稚魚を輸入して宇和島湾で養殖していたものが、何らかの原因で逃げ出したもの。これまで日本のスズキといえばマルスズキとヒラスズキとされていたが、もともと中国大陸にいたスズキを日本産の2種とは別の種と判断するのが妥当であり「タイリクスズキ」を新しく標準和名に提唱されたのである。
中国大陸や台湾が主な生息域だが、日本各地の沿岸で釣れることがある。2008年10月に大分県番匠川河口で134cm、19.15kgが最大魚。・・・過去にこんなことがあったことは、カイトにまだ伝えていない。