「護衛艦いせ」がやってきた！

6月23日小雨・・・昨日は、姫路港へ寄港中の「護衛艦いせ」の一般公開へ行って来ました。

いせは２０１１年に就役した大型護衛艦で、全長１９７メートル。ヘリが最大４機同時発着でき、大地震などで岸壁が崩れて接岸できない場合も、沖合に停泊して活動ができます。

午後2時過ぎに姫路港に車を駐車し「護衛艦いせ」の接岸しているところにいってみると、物凄い人で大混雑です。手荷物検査と金属探知を通過して乗船。

トイレ以外艦内の通路へは入れず、前部と後部にある巨大な昇降機（エレベー

ター）で見学者は甲板へ上がります。

轟音と共に見学者を乗せて動き出す昇降機。昇降機は約60秒で上昇します。飛行甲板に到着すると、一度甲板から10cmほど高く浮かび上がり、ロックがかかった後で甲板と同じ高さに降ろされる。ふたたび格納庫に降りていった昇降機を見下ろすと、その圧倒的な巨大さがわかりますね。前部・後部の２台のエレベーターは頻繁に稼動させており、見学者は自由に甲板と格納庫を行き来出来ます。

　　　　　　甲板の横にそびえる、アイランドと呼ばれる巨大な艦橋構造物。

搭載ヘリコプタ―(3人乗り）。

操縦席は、こんな感じです。コクピットは非常に狭く、機器がぎっしり詰まっています。最大速力330㎞・航続時間4時間・1350㎞ですって。この機の印象としてはかなり大型のヘリだと思いましたが、こうやって見ると結構コンパクトな機体です。

甲板前端と船体後部左舷側に設けられた高性能20mm機関砲（CIWS）を装備して

います。

１６のセルを持つ垂直発射装置。ミサイル発射管です。

 

 

 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　艦上用のクレーン車

こちらは、艦載救難作業車（消防車） P-25J
熊本地震災害にも「護衛艦いせ」は派遣されており、災害時の救助基地・医療施設といった役割が随分強調されていましたが、こうやって見るとやはり軍艦ですね

「護衛艦いせ」は本日、午前8時に姫路を離れ呉に向かいます。今日はありがたい

ことに目の保養をさせていただきました。