あの瞬間!俺たちは若かった!!

日々の出来事を綴っていきます

北の大地・最終章

8月31日曇り・・・お昼前に宗谷岬を後にして稚内へ向かいます。途中に小さな漁港があるのでランガンします。いくら日本の最北端の地の漁港でもそう簡単に釣れません(透明度ありすぎで底が丸見え)
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カジカなら底ズル引きで釣れますが・・・約30キロ走って稚内市内に向かいます。
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道路に掲げられている青地の案内標識(青看板)を見たことがきっとあることだろう。通常この標識は、日本語が大きく書かれ、英語が併記されているのが普通だが、道内の港町の中にはもう一段、ロシア語が併記され、三段構成になっているものが存在します。
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特にロシアに近い港町にはロシア語を見かけることが多いみたいです。実際に稚内を車で訪れてみると、まず案内標識は主要道はほぼすべて、日本語と英語の下にロシア語が書かれています、歩行者への案内標識や、稚内駅付近の商店街アーケード、2012年に全面開業した新・稚内駅ビル内にもしっかりとロシア語表記がみらます。
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稚内副港市場・・・建物は、地上2階建ての中心施設と屋外施設(波止場横丁・石蔵)からなり、市場内は昭和の商店街や旧稚内港駅などを再現した「港ギャラリー」などレトロな雰囲気です。2階にはレストラン・最北の温泉である日帰り入浴温泉施設の稚内天然温泉「港のゆ」などもありましたが温泉に入る時間がありませんでした。
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この車止めレールは日本最北端の線路として象徴的であったものを北海道旅客鉄道株式会社より寄贈を受けて、その当時の記憶を継承するモニュメントとして稚内市が平成24年3月に元の位置へ復元したものです。駅の構内は、券売機、駅窓口と改札口、 シンプルでこじんまりしている。そして右側が道の駅、バスターミナル、情報コーナー、観光協会、コンビニのセイコーマート等が入る複合施設「キタカラ」となっています。
 
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北防波堤ドーム・・・イタリアの古代建築物のような美しく特徴的な形の防波堤です。樺太へと渡る人々で賑った頃のシンボルでもあり、2001年に北海道遺産に指定されています。ドームの外側がテトラ帯になっておりチヌバルを落とし込んで穴釣りでもやろうと思ったのですが波が高く断念しました。
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近くにある北防波堤ドーム公園で「最北端・食マルシェ2015」&「南中ソーラン全国交流祭in稚内2015」に急きょ参戦。「○×クイズ」に準決勝まで残ってインタビューされ姫路から来たって言うたらみんなびっくりしてた。気温も20度に届かず肌寒い中でしたが、まあまあ楽しかった。
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稚内産ホタテ5個とエゾシカのアバラを焼いたやつ(写真撮ってません)を食べて稚内を堪能しました。
 
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ノシャップ岬・・・晴れた日には利尻富士礼文島を望むことができます。夕日の美しいスポットとしても有名となっていて、夕暮れ時には地平線に沈む夕日が感動的な情景を作り出します。ここでは、あまりにも観光客が多くロッドを出す勇気がなかった(泣)ここから一気にオロロンラインを南下します。
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北海道の絶景道!一直線の道です。北から順に、道道106号線(稚内天塩線)からですが、ほぼ直線的な道路で、サロベツ原野も見えますが、地平線や運転中は海と道、陸がほぼ平坦みたいな感しになる景色もあります。
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殆どが施設や人工的なものがない感じとも言われるルートですが、ここを通るならやはり夕日を見ながら通るのがおすすめかもしれません。めったに車にすれ違う
ことはないです。
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この丸いやつは、ロールベールラップサイロ牧草ロール)っていうんです。この「牧草ロール」は、1個の重さが約350キロ、直径約1.5メートルもあり、一年を通して牛たちのエサとなります。青草のない冬の間もこれがあれば安心。栄養素がたくさんつまった乾草は牛の大好物。いかにも北海道っていう景色ですね♪
 
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天塩川を渡って4キロほどで、オロロンラインの右側にそびえ立つ風車群がぐんぐん大きく近づいてきます。
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言わずと知れた広大なサロベツ原野の中を走るオロロンラインに沿って浮かび上がる、オトンルイ風力発電所の風車群です。南北3.1キロに渡って28基の風車が並んでいます。オトンルイとはアイヌ語で「浜にある道」と言う意味だそうです。
急に天気が悪くなり一瞬のうちに大雨です(通り雨でした)。
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雄大な景色を多く抱える北海道の中でも、圧倒的にスケールが大きいのがこのサロベツ原野です。とにかく何もない!こんな景色は日本ではここだけでしょう。感動を覚えます。午後4時ごろに訪れましたが、夜にも来てみたいです。きっととてつもない星空を見られそうです。
 
そろそろ夕マズメが近づいてきたのでいきあたりばったりですが釣れそうな漁港を探します。適当にポイントを見つけたところは「遠別漁港」です。
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夕方には単発でソイが釣れたのですが・・・
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暗くなったところで漁港にライトが点灯。水面に魚が浮き出した!この場所明るい。キャップライトなんて不要です。本当に釣りやすいところです。超穴場です!
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水面でウヨウヨ泳いでいるのはアジ?・サバ?と思いきや釣れたのは、ウグイの連発!入れ食いです~時折、表層でソイも喰ってきます♪
 
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久しぶりに「ガツ~ン」とした引き!グングン引いて一気にゴボー!
ええっ!ヒル付きやん!稚内でもヒダビルいるの?超びっくり!
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このヒダビルは、瀬戸内では、冬の2~3月に海から川に入ってくるシーバスに付くやつです。ヒル付きは、このウグイだけでしたが海面には、バチもグルグル泳いでいました・・・恐るべし遠別漁港(汗)!
 
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午後10時前に尺クラスのソイを釣って北海道の釣りの旅は終了です。後は、一気に千歳まで帰るのですが途中で仮眠したりして千歳ホンダレンタカーに到着したのは午前8時。
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2泊3日で札幌から宗谷岬まで行って、すぐにターンして千歳まで帰ってきた走行距離は約780キロ。日本最北端の地に感動、オロロンラインの景色の広大さ、魚の多さ、ほんとうに北の大地を感じさせてくれた旅でした。ふと、行き先に迷った時は迷わずここへ・・・たぶん、ここへ来ることはないなぁ♪
 
最後に、自分のおみやげです!
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「道プレ」です!道の駅には、その道の駅でしか買えないオリジナルマグネットプレート(道プレ)があります。道の駅に立ち寄っている途中で、「道プレ」なるものがあることを知り100円という買いやすさもあって道の駅に寄ったところで集めることにしました。とりあえずは、7枚集めました♪