新開公園（浜手緑地）の桜

4月14日晴れ・・・春の嵐が過ぎた11日の夜、道端に落ちた桜の花びらが目立つようになってきました。

 

写真の桜は、我が家の近くにある新開公園（浜手緑地）の桜です。平成33年に姫路市中央卸売市場が移転に伴い、市場へのアクセス道路がこの公園内にできる為この公園も大きく整備されます。よって今年でこの桜は見納めとなります。秋には伐採します（泣）

 

元々、この浜手緑地は、今から４８年前の昭和44年から事業を始め昭和４６年３月に完成しました。長さは約1.2キロ・面積は約14ヘクタールあります。

この地帯は、明治時代は、新田と塩田でしたが昭和に入り陸軍造兵廠（りくぐんぞうへいしょう）ができ戦後は地先に関西電力火力発電所・出光製油所(現在、パナソニック）が立地しました。

これら、臨海工業地帯と背後住宅地帯を分離して公害・災害を、緩衝し地域の緑を住民にいこいの場を提供するのが緑地の主旨であります。工事は、公害防止事業団が施行し費用は、国・県・市・企業（関電・出光）のほぼ四分の一づつ負担し土地・施設は市の所有・管理となりました。

久しぶりに、この公園内を歩いてみました。50年近く常緑樹が育っているので森林になりつつあり、うっそうとしています。カイトが小学校の頃の夏休みには、ラジオ体操が終わってからカブトムシ・クワガタなんか捕りに行ったものです。たぶん、今も幼虫で落葉の下に生息していることと思います。今年の夏にカブト虫・クワガタが寄ってくる木（大木になっているのかな？）が5本あるので覗いてみようと思います♪