タレントで山形弁研究家のダニエル・カールさんが「皆で助け合ってつながる日本・がんばっぺ!」と題しての講演会でした。
キャスパホールは、ほぼ満席でした。ダニエルさんが言うに外国に日本の良いところを伝えるには何と言ってもコミュニケーションが必要であるが、まだまだ不足していること。そして、日本にいる75%の外国人は日本語をしゃべれるけれど、日本語が持つ特性(日本語の落とし穴)から驚くことがあること。その一つが、英語では必ず一文一文に入っている主語が、日本語の特徴として使われないこと。また、「あれ」という代名詞では外国人には全く分からないこと。更に、謙遜語は物事を間接的に表していて外国語と違う点を紹介していただきました。日本人よりも日本人らしく、日本を愛しているダニエルさんの心の叫びが伝わってきました。