あの瞬間!俺たちは若かった!!

日々の出来事を綴っていきます

奈良の旅

2月12日晴れ・・・昨日は、灘の松原自治会協議員の旅行で「奈良の旅」に行ってきました。参加された方は、38名。ほとんどの方が僕より年上の人ばかり。人生の先輩方との日帰りの旅でありました♪
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まず最初に行ったところは、ご存じ「東大寺」です。大仏殿の中に入って大仏様を拝ませていただきます。下から見上げるしかありませんがとても大きいですね。
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通称、奈良の大仏と言われていますが、正式名称は盧舎那仏(るしゃなぶつ)です。像高14.98メートル、頭部5.41メートル、目長1.02メートル、耳長2.54メートル、台座高さ3.05メートルで、日本最大級の大仏になります。752年(天平勝宝4年)の創建(開眼)以来、二度の兵火にかかり焼失と再建を繰り返し、現存する盧舎那仏は江戸時代前期の1691年(元禄4年)に完成したものです。
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大仏殿の中にあった東大寺の建物がミニチュアで精巧に作られています。
 
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東大寺大仏殿(金堂)に安置されている如意輪観音菩薩(にょいりんかんのんぼさつ)坐像は、大仏(盧舎那仏坐像)の脇侍として左脇(大仏殿正面から見ると右側)にあります。江戸時代の代表的な仏教彫刻で、元文3年(1738年)頃に製作されました。大仏が銅造であるのに対し如意輪観音菩薩坐像は木造で、製作者は山本順慶一門と椿井賢慶一門とされています。如意輪観音像の法輪は煩悩を打ち砕き、仏教用語でこの世に生を受けたもの全てを意味する衆生に利益を与える菩薩であると言われています。~しかし、大きくて大迫力なのだ。
ここから歩きで春日大社に向かう。
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除夜の鐘でおなじみの鐘楼(しゅうろう)です。鐘楼は、国宝に指定されている代物で中の梵鐘(ぼんしょう)は752年に鋳成され重さが26.3トンあります。普段鐘つき棒はないのですが、この鐘楼には登ることができます。鐘の下に立つとこの鐘が落ちてきたらどうなるだろうと想像してしまいます。実際この鐘は台風と地震で5回落ちているそうですが、1239年にフシの木を用いたらそれ以降は落ちることはなくなったとか、そういう不思議な伝説もあるようですね。
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途中、二月堂に立ち寄りました。坂を上って行きます。なかなかの傾斜のあるところに建設されてます。建物自体にも重厚感があります。
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二月堂からの眺め。中央やや奥に大仏殿の屋根が見えます。上からの眺めも絶
景です。
 
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東大寺二月堂の「お水取り」が終われば、奈良にも春がくると言われています。根付きの青竹、長さ約8m、重さ約70Kともいわれる「籠たいまつ」~まだ準備中です。
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奈良公園東端にある若草山は、奈良の街を見下ろす標高342mのなだらかな山で
山の斜面を覆う芝に一斉に火をかけ山全体を燃やす大スケールの行事。機会があれば一度行ってみたいなあ。
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・・・ということで40分ほど歩いて春日大社に到着。お昼ご飯の時間もあり春日大社は、お参りしてから駐車場にバスが待機しているので一度戻ります。
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お昼は、「奈良ホテル」で食事。奈良ホテルは、1902年に創業した伝統ある奈良の老舗ホテル。東京駅や日本銀行本店を設計した建築家・辰野金吾氏による和洋折衷の建築です。
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外観だけでなく、室内のモダンで優美なしつらえから、創業当時から続く歴史を感じさせてくれます。オードリー・ヘップバーンヘレン・ケラーアインシュタイン博士、チャールズ・チャップリンなどの海外の賓客を迎えたことでも知られています。
ここからは、お昼のランチのコースです。
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                    一口のお楽しみ
 
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ノルウェーサーモンのマリエ 柚子の香り
 
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蟹味噌のフラン 大和伝統野菜「大和ふとねぎ」のスープ
 
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舌平目を巻いたラングスティ―ヌ、金目鯛のボワレとともにトマトクーリとプールプランソース
 
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国産和牛フィレ肉のベーコン巻 フォアグラとともに
 
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デザート 
 伝統と風格、この言葉につきますね。案内、サービス、料理全てにおいて超一流を感じさせるたたずまいでした。お皿やナイフフォークまで一流品で揃えられ、背筋をピンとして、久しぶりにフレンチのコース料理を堪能しました。
 
お昼のランチが終わってから自由行動です。各グループに分かれて再び春日大社にタクシー(1040円)で向かう。
春日大社」は神護景雲2年(768)、平城京の守護と国民の繁栄を祈願するために創建された神社です。 春日山原始林に続く御蓋山の西麓に鎮座する藤原氏氏神を祀っていて、全国に約1,000社ある「春日神社」の総本社です。
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神が白鹿に乗って奈良の地にやってきたとされていることから、鹿が神使とされています。祭神は、鹿島神宮から「武甕槌命」、香取神宮から「経津主命」、枚岡神社から「天児屋根命様・比売神」を招き祀っています。平成10年(1998)に「古都奈良の文化財」のひとつとして「春日大社」と「春日山原始林」がユネスコ世界遺産として登録されています。 500円の入館料を支払って参拝しました。
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「藤波之屋」が特別参拝できました~♪ 
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黒い幕で仕切られた藤波之屋なる空間。暗いから、よくわからないけど、多分前方三面が鏡張りなんだね。そこに、映る灯篭。とっても厳かで幻想的!感動しました。この後は社めぐりをして、春日大社参詣終了。いろいろとお願いはあれど、あんまりたくさんの神様がありますので、「家内安全・無病息災・よい旅行をありがとうございます」とお礼の参拝になったけどそれでよいと思った。
これにて「奈良の旅」は終了です。雪が心配な天気ではありましたが非常に楽しい時間を過ごすことができました。他にもまだまだ楽しそうなところ満載だったので、また行きたいと思っています。