10月15日快晴・・・お昼すぎになると、すり鉢状に広がる桟敷席は、10万人の大観衆に埋め尽くされ歓声が沸きあがります。
古代ローマの円形競技場のコロッセオのようだ。
新調された神輿が激しくぶつかり、鈍い衝撃音が響きわたる。屋根は破れ、神輿が壊れるほど
神意にかなうという。永永と引き継がれた伝統と、斬新さの融合。氏子達の熱気は冷めない。
氏子は、全国どこにいても、平日であっても、祭りの日には帰郷する伝統がいまなお健在します。
かつては、御世泰平・国家安全・五穀豊穣に感謝した秋祭りは、今では失われつつある地域の
コミュ二ティーを守るとりでのように思えます。